歯やセラミック補綴物にやさしい予防処置とは? EMSエアフローとエリスリトールパウダーの革新性
- 2026.01.13
- #治療
歯やセラミック補綴物にやさしい予防処置とは?
EMSエアフローとエリスリトールパウダーの革新性
予防処置は「ただのクリーニング」ではなく、歯や補綴物を守り、治療成果を長期維持するための重要な工程です。今回は、当院が導入しているEMS社のエアフローシステムと、専用のエリスリトールパウダーについてご紹介します。
なぜEMSなのか?
他社との決定的な違い:Guided Biofilm Therapy (GBT) に準拠
EMSのエアフローは、世界的に認知されている**Guided Biofilm Therapy(GBT)**というプロトコルに準拠した、唯一の歯面清掃システムです。
このGBTは、「バイオフィルム(細菌の塊)を可視化し、歯や歯周組織、補綴物を傷つけずに除去する」ことを科学的根拠に基づいて実現する、明確な手順と機器の選定に基づいています。
多くの他社製品が「エアフロー的な処置」はできても、このGBTプロトコルを完全に実践することは不可能です。
EMS専用パウダー「エリスリトール」の優位性
EMSで使用されるエリスリトールパウダーは、一般的な重炭酸ナトリウム系パウダーよりも粒径が圧倒的に細かく、硬度も低いのが特長です。
他の清掃パウダーとの比較
| 項目 | 一般的なナトリウム系パウダー | グリシンパウダー | EMS エリスリトールパウダー |
| 粒径 | 約65~70μm | 約25μm | 約14μm(世界最小) |
| 研磨性 | 高い(歯面を傷つけやすい) | 低め | 非常に低い(補綴物にも安全) |
| 味・風味 | しょっぱい / 苦味 | 軽い甘み | ほぼ無味で患者の違和感が少ない |
この細かさとやさしさにより、
- セラミック、ジルコニアなどの高価な補綴物を傷つけずに清掃可能
- 歯周ポケット内部(~4mm程度)まで安全に処置できる
- インプラント周囲炎の予防・管理にも最適
といった多面的なメリットがあります。
歯科衛生士の施術レベルも統一・再現性が高い
エアフローにより、チップの当て方やSRPの圧加減による差異が減り、施術のばらつきが少なくなることも大きな利点です。
当院ではEMSエアフロー導入にあたり、複数の歯科衛生士がGBTの研修を受講済みであり、再評価や個別指導の体制も整えています。
施術を受けた患者さんの声
- 「以前よりクリーニングが優しくなった気がする」
- 「しょっぱい粉っぽさがなくて快適だった」
- 「歯ぐきの中までしっかり洗えている感じがする」
このように患者さんの満足度や継続率も高く、当院の予防歯科の中核を担う存在となっています。
まとめ:EMSエアフローで「見えないリスク」を無理なくコントロール
GBTプロトコルに則ったEMSのエアフローとエリスリトールパウダーは、安全・快適・高精度という3つの価値を提供できる唯一の歯面清掃手段です。
とくに審美治療後のメンテナンスやインプラント周囲の清掃においては、その違いは明確です。
これからも「削らない・壊さない・守る治療」の一環として、当院ではこのエアフローを最大限に活用していきます。
📍 上越インター前
生体に調和した機能美を目指す予防型歯科医院 》》 デンタルオフィスK
記入者この記事を書いたメンバー

