インプラントメインテナンスを見直す—松尾瑠美子先生から学んだこと
- 2025.12.22
- #研修セミナー
インプラントメインテナンスを見直す—松尾瑠美子先生から学んだこと
先日、当院の歯科衛生士チームが、インプラントメインテナンスに関する実践的なご指導を受ける機会に恵まれました。講師は、インプラント周囲組織の管理や歯周組織の管理において、全国で講演、指導などで、ご活躍されている、歯科衛生士の松尾瑠美子先生。
本記事では、学んだ内容を共有しつつ、患者さんにとってのインプラントメインテナンスの重要性についてもお伝えします。
インプラントの“その後”にこそ、大切なケアがある
インプラント治療は、失われた歯を補う高度な治療法ですが、治療が完了すれば終わりというわけではありません。むしろ、治療後のメインテナンスこそが、そのインプラントを長持ちさせる鍵となります。
歯周病と同様に、インプラント周囲炎というリスクが存在し、ケアの仕方によっては数年で再治療が必要になることもあります。今回の研修では、インプラントの構造的な特性に合わせたアプローチの必要性を再認識しました。
衛生士5名が学んだ印象的なポイント
● インプラント部位専用の器具選びが重要
インプラントは天然歯とは形態や材質が異なるため、メインテナンス時に使用する器具やブラシもそれに合わせて選定する必要があります。
● 中期的・長期的なゴールを見据える視点
インプラント治療は、単に“今ある不具合を治す”ことではなく、“5年後・10年後の健康”を見据えて進めるべき治療です。今回の指導では、そのゴール設定の共有が、医療者側と患者さんの間でも極めて重要だという視点が印象に残りました。
実技のチェックで明確になった課題と改善点
今回の研修では、当院の歯科衛生士による実際のSRP(スケーリング・ルートプレーニング)やエアフロー操作について、松尾先生に直接チェックいただきました。
それぞれの手技の中で「力の加減」「アクセスの角度」「患者さんの体位の取り方」など、細かな点にご指摘をいただき、今後のケアに直結する改善点も明確になりました。
今後に向けて
インプラント治療の普及とともに、そのメインテナンスの質が問われる時代に入ってきています。当院では、今後も継続的な外部講師による実技指導を取り入れつつ、患者さんごとに適切なメインテナンスを提供してまいります。
インプラントをすでに受けられている方、あるいは今後検討されている方は、ぜひ定期的なケアの重要性についてもご理解いただければと思います。
📍 上越インター前
生体に調和した機能美を目指す予防型歯科医院 》》 デンタルオフィスK
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