「長期的な視点でのケアを学ぶ──衛生士3名がSADMセミナーに参加しました」
- 2025.11.11
- #研修セミナー
「長期的な視点でのケアを学ぶ──衛生士3名がSADMセミナーに参加しました」
はじめに:人生100年時代に、衛生士としてできること
2025年11月、当院の歯科衛生士3名が、長野県で開催された「第3回 Shinshu Advanced Dentistry Meeting(SADM)」に参加しました。
今回のテーマは「人生100年時代に歯科ができること」。まさにこれからの時代に歯科医療が果たすべき役割を見つめ直す機会となるセミナーでした。
今回は参加した3名がそれぞれの立場から多くの学びを得てきましたので、その一部を皆さまにもご報告させていただきます。
インプラントメンテナンスの重要性と“道具選び”の視点
インプラント治療が当たり前になりつつある今、インプラントを「入れた後」のケアの重要性が高まっています。
セミナーでは、インプラント部位のメンテナンスにおいて、ケアに使用する器具の性状や構造が結果に直結するという講義があり、参加した衛生士にとっても印象深い内容となりました。
特に印象に残ったのは、繊維、や樹脂製など素材による違い、チップの太さ・形状によるプラーク除去性能の差など、単なる「技術」ではなく「選択する意識」の重要性。
今後のメンテナンスにおいても、患者さんごとの状態に応じて適切な道具を選ぶことの大切さを再認識しました。
「治す」だけでなく「守る」ために──中長期の視点
もうひとつ大きな学びは「中期的・長期的なゴールを見据えた治療計画」の重要性です。
これは医師だけでなく、衛生士にも必要な視点であり、「今だけのクリーニング」ではなく「5年後、10年後も健康な状態を保つための予防」を軸にした提案力が求められると強く感じました。
実際に、セミナーでは長年臨床に携わってきたドクター・衛生士による症例の振り返りも紹介され、患者さんと共に歩む医療の姿勢をあらためて考えさせられました。
医療者として“対等な目線”を持つということ
また、衛生士にとって大きなテーマとなったのが「患者さんと対等な目線で接すること」の大切さ。
これは「横柄になる」ということではなく、プロとして誠意と責任を持って、患者さんと向き合う姿勢を持ち続けること。
「どこかに遠慮して十分な説明ができない」「聞かれたことだけに答えるだけになってしまう」
そんな状態から一歩進み、口腔のパートナーとして、安心してもらえるコミュニケーションを日々積み重ねていくことの重要性が語られました。
これは当院が大切にしている価値観とも一致しており、スタッフ一同、共感しながら受け止めた学びとなりました。
最後に──医院として、学びを日常に活かす
今回のセミナーは、日々の診療の中では得られない「広い視野」を与えてくれました。
衛生士一人ひとりが現場に戻って「じゃあ自分にできることは何か?」を考えるきっかけとなり、今後のケアの質にも良い影響をもたらすと確信しています。
当院では今後もスタッフの学びを積極的に支援し、より高い水準の予防歯科・メンテナンスをご提供してまいります。
また、こうした外部での学びも、皆さまに還元できるよう発信を続けていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
📍 上越インター前
生体に調和した機能美を目指す予防型歯科医院 》》 デンタルオフィスK
記入者この記事を書いたメンバー

