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Invisalign Go(マウスピース部分矯正)

  • 2022.06.18
  • #研修セミナー

7月から当院で診療受付を開始するInvisalign Go(マウスピース部分矯正)について院内講習会を開いて頂きました

今まで、矯正治療をお待たせしていました患者さんにはお詫び致します

Invisalign Go(マウスピース部分矯正)は前から5番目までの歯をワイヤーを用いずにマウスピースで歯を動かす矯正治療です。

全体的な矯正をするには治療期間の長さ、治療費、治療中の審美的障害、治療時の痛みなどから見送っていた方々にとっては、もしかしたらマッチする矯正かもしれません。


この矯正システムの強みとして以下のようなことが挙げられます。


・透明なマウスピースにより治療中の見た目の影響が少ない。
 

・数ヶ月〜1年強という短い期間で終えること。

・治療費は全体の矯正の半分程度。

・ワイヤーに比較して痛みが生じにくい。

一方デメリットとしては

・奥歯(大臼歯)を動かさないため、適応症例が限られる。

・抜歯を必要とする大きな矯正には向かない。

・患者さん主体となるため、アライナー(マウスピース)の使用時間を守らないと上手く動かない。

などといったことが挙げられます。



Invisalign Goは出っ歯、前歯がガタガタして重なっているといった軽度の症例、矯正後の後戻りの治療結果には評判の良いシステムです。
またセラミックなどの審美歯科治療をご希望の方も術前に少し矯正をすることでより予後が良くなる、よりデザインの幅が広がるという利点もあります。
 

大切なのは、この装置の得意・不得意を理解した上で使用するといったことでしょう。

このシステムでは治療できない奥歯を含む大々的な長期にわたる矯正は当院ではお断りしており、矯正専門医の先生方のところへの通院をお勧めしています。



このInvisalign Go(マウスピース部分矯正)に関しては見えるところだけの小さな矯正、全体矯正では期間や費用でマッチしなかったが短期間、ローコストなら歯並びを治したい方、矯正後の後戻りを治したい方には相性が良いと考えます。

またセラミックなど被せ物の設計にあたり、より理想的な噛み合わせを得るための術前矯正、歯の重なりでの虫歯、歯周病のリスクを下げるための予防的矯正といった場面でも大いに活躍することでしょう。

全体的な矯正に比べると適応範囲は狭いかもしれませんが、「高くて手が出なかった」「治療期間を聞いて挫折した」といった方々にはもしかしたら良い治療法かもしれません。

ホワイトニングの話の際にも言いましたが、口元の印象は第一印象を変えます。

プライベートやビジネスでも変化をもたらすことでしょう

今まで歯並びが気になっていた方はもちろん、結婚式や成人式などのイベントに向けて短期間で目立たない矯正で治したい方にはお勧めしたいです。

またアライナー(矯正マウスピース)の内側にホワイトニング剤を入れ、同時にホワイトニングを行い、歯並び、白さを短期間で手に入れるといった施術の仕方も可能です

まずは適応できるのかどうか相談からでもいかがでしょうか?

お気軽に院長・スタッフにお声がけください。




 

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