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歯科衛生士について

  • 2023.09.04
  • #日常ブログ

最近、歯科衛生士学校に進学が決まる話を聞いたり、歯科衛生士学校に在学中の方から見学の話を頂いたりすることも多くなりました。そこで今回は歯科衛生士の仕事、当院での歯科衛生士の活躍ついて話します。

歯科衛生士とは、歯の病気の予防と口腔衛生についての専門知識と技術を身につけた国家資格(厚生労働大臣免許)です。歯科医療における専門家として、繊細な心遣いをもって診療に携わることにより、多くの人が歯の健康を取り戻すための手助けができることは、大きな社会貢献であり、とてもやりがいのある仕事です。

歯科医師が治療のプロというのであれば、歯科衛生士は歯科領域における予防のプロと言えるでしょう。

歯科衛生士というと、歯磨き指導や歯石を取ったりするだけなんてイメージがもしかしたらあるかもしれません。

歯科衛生士の仕事は大きく分けて、

①歯科予防処置

②歯科診療の補助

③歯科保健指導

になります。(※公益社団法人 歯科衛生士会HPより抜粋)

これらの仕事は時代とともに、広く、深い、専門性がさらに求められるようになってきています。予防歯科、予防医学が日本でも浸透し始めている現代では、歯科衛生士に注目が高まっています。

虫歯や歯周病の口腔の二大疾患の予防だけに注目されていた時代と違い、咬合(噛み合わせ)、粘膜疾患、顎関節疾患やそれに伴う周囲筋、表情筋、摂食・嚥下、栄養学、全身疾患、など広範囲での包括的な予防、包括的な治療が歯科衛生士にも求められています。

私たち生物が生きていく上で必要な栄養摂取の入り口、またQOLの向上した現代においては食の嗜好のために必要な器官とも言えよう口腔を守る大切な役割を担っています。

歯科衛生士は歯科における予防のプロフェッショナルなのです。

歯科衛生士として現役で仕事をしている方、これから目指す方、歯科医院に通われる方、皆さんに素晴らしい仕事なのだと知って頂きたいです。

さて、ではデンタルオフィスKにおける歯科衛生士の役割はどうでしょうか。

先に述べたような、歯科予防処置や歯科診療補助をしてもらうわけではありますが、当院が包括的歯科治療、生活背景に調和した予防、口腔の機能的審美歯科治療を目指す上で必要な要素を学び、臨床に活かしてもらっています。

ただ歯周病治療・予防をする、虫歯予防をするというだけでなく、将来の口腔変化を見越して予防する、疾患を加速させるような因子(咬合)や全身疾患など広い分野での要素を学んでもらっています。

これは、治療や予防の計画を立案していく中で、歯科医師と同じ目線からディスカッションするために知識を豊富に必要とするからです。

例えば、セラミック治療一つにしても、単純に白くするだけでなく、周囲の歯周組織(歯肉や骨など)との調和を取るために、どういった歯周病治療のアプローチが必要なのか、予防にはどんなケア、ホームケアには何を使用してもらうのかなど考えねばなりませんし、逆に予防のためにはセラミックをどんな形態に仕上げなくてはならないのか、、、など考え抜いた設計でなくては理想的な機能美は再現できないことがあります。もちろん主治医がこれらを熟知していることが大前提にはありますが、多角的な視点でゴールに導くために歯科衛生士の目線もまた必要不可欠だと考えます。

また予防歯科、または歯周治療などにおいても、もちろん必要な情報が多いです。

虫歯がどのステージにあるのか、口呼吸や唾液分泌量に問題がないのか?歯周病はどのステージなのか、バイオフィルム、プラークの性状や量は?歯肉のバイオタイプは?咬合関係はどうなのか、、、診断材料が多く必要。

補綴物(被せ物)や歯の質、性状によっては、エアスケーラーや超音波スケーラーで安易に触ってはいけない場所があったりパウダークリーニング(ジェットクリーニング)のパウダーの選択をしなければならないです。『クリーニング』と一言で言っても、口腔内環境によって、何をどのように取るのかによって、プロは選択をし天然組織を守ることが大切です。

このディスカッションにおいて対等の立場から意見をしてもらうにも豊富な知識・技術が必要です。視点が変わると大きな発見もあります。チーム医療をする上で、歯科衛生士、歯科技工士、コデンタルスタッフ、歯科医師、皆が対等に意見の出せる場をデンタルオフィスKでは心がけています。役職や年齢など関係なく『提案』することが大切です。この先に良いものが生まれるということを皆に伝えています。

歯科衛生士と歯科医師という立場でもメインテナンスしている歯科衛生士から予防のために歯科医師に要求が来ることを私は大変嬉しく思っています。

また予防歯科、または歯周治療などにおいても、もちろん必要な情報が多いです。

虫歯がどのステージにあるのか、口呼吸や唾液分泌量に問題がないのか?歯周病はどのステージなのか、バイオフィルム、プラークの性状や量は?歯肉のバイオタイプは?咬合関係はどうなのか、、、診断材料が多く必要。

補綴物(被せ物)や歯の質、性状によっては、エアスケーラーや超音波スケーラーで安易に触ってはいけない場所があったりパウダークリーニング(ジェットクリーニング)のパウダーの選択をしなければならないです。『クリーニング』と一言で言っても、口腔内環境によって、何をどのように取るのかによって、プロは選択をし天然組織を守ることが大切です。

こと予防歯科においては歯科衛生士が主役となることが多いですので、予防のプロとして患者さんにはテーラーメイドな予防の提案を、チームには患者さんにより良い将来を得られるために必要なの意見をできると理想的だなと考えます。

そのためにデンタルオフィスKでは歯科衛生士自ら、この予防メニューを体感してもらっています。自分で体感し、その治療、機材、材料をより知ることで、知識・技術をより研鑽できると理解しているからです。

予防歯科においても日々、新しいものが更新されていきます。歯科衛生士、歯科医師それぞれ情報や技術を仕入れ、チームで共有しより良い結果につながるよう、これからも努めてまいります。




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