デンタルリンスを使いましょう
- 2024.03.01
- #日常ブログ

皆さんは、デンタルリンスを使用する習慣はありますか?
歯科予防先進国では、デンタルリンスは口腔ケアの一環として広く普及しています。一方で、日本でも口腔ケアの意識が高まりつつあり、デンタルリンスの利用が増加していますが、まだ一般的な習慣ではない場合があります。
使用する場合には、歯科医や歯科衛生士のアドバイスを受け正しく使用したり、定期的な歯科検診を怠らないことが口腔健康をサポートする重要な要素になります。
デンタルリンスを効果的に使用するためのポイントをお話しします。
<デンタルリンスを歯磨き前に使用するパターン>
デンタルリンスは口内の歯垢や細菌を減少させる働きがあります。歯磨き前に使用することで、歯垢や汚れを柔らかくして歯面から浮き上がらせ、歯磨きの際に効率的に除去することができます。
磨き残しが多い、歯磨きが苦手な方などに特におすすめの方法です。
歯磨きの前に、デンタルリンスをお口に含み、1分程度よく行き渡るようにブクブクうがいしましょう。
吐き出した後は、丁寧に歯磨きをしてみてください。
<デンタルリンスを歯磨き後に使用するパターン>
口内の歯垢や細菌を減少させる働きがあるため、歯肉の炎症が起きやすい方におすすめです。
親知らずが半端に生えている、埋まっている場合などにも効果的です。
また、デンタルリンスには口腔内の酸性状態(飲食の後・歯垢から産生される酸によっておこる)を中和する成分が含まれているものもあります。これにより、歯磨き後の歯の表面を保護し、酸によるエナメル質の溶解を防ぐことができます。
歯磨き前に使用する場合だと、口腔内に留まる薬用成分が減ってしまいます。
歯磨き後に使用し、薬用成分の効果を得たい場合は、使用後に水でうがいしないようにしてみてください。
<アルコール成分を含むもの>
使用する際に、いくつか注意点があります。
まず、アルコールが口内粘膜を刺激する可能性があり、一部の人には刺激が強くピリピリ感じられることがあります。感受性が高い場合は、使用前にサンプルを試したり、アルコール成分を含まないデンタルリンスから選ぶことをお勧めします。
また。アルコール成分が口内粘膜を乾燥させる可能性があるため、長期間の使用によって口の乾燥感を感じることがあります。口腔内が乾燥してしまうと唾液の分泌量が減少し、唾液が担う様々な作用に影響を及ぼします。
総じて、デンタルリンスを使用したセルフケアは口腔内の清潔を維持、促進するために有用です。
自分に合ったものを選び、正しく使用することが大事ですので、是非かかりつけ歯科医院で相談してみましょう。
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