消毒管理
- 2021.05.02
- #感染対策

当院での感染予防対策の一部を紹介します
IC Washer(株式会社MORITA)
こちらは導入予定の医療用の器具除染用洗浄機(ウォッシャーディスインフェクター)です。
洗浄・消毒を高水準で行えると評判の1機種です。
クラスB滅菌器(最高水準の滅菌器)での滅菌や、個別に包装して滅菌する事は大切です
ですがこの滅菌効果を最大限発揮するために重要なのが『洗浄』です
高度な滅菌さえされていれば安全と思われるかもしれませんが、付着した血液や唾液などのタンパク質の汚れが取り残されている状態で滅菌しても十分な効果が得られません
有機、無機の異物(デブリス)が存在したまま滅菌すると微生物の死骸や発熱性物質(パイロジェン)が残存します。また有機物が残ったままの高レベル滅菌では器具に有機物が固着する要因となります。
高温・高圧洗浄により複雑な器具を細部にわたり消毒・洗浄でき作業者による洗浄のムラをなくす事ができます
また従来の手洗い洗浄の頻度を少なくすることで医療従事者の怪我による感染リスクを下げ、交差感染(人から人への感染)を軽減します。
まとめると、きちんと器具を洗浄することが大切ですという話でした
普段患者さんには見えないところではありますが安全管理という点もクリニックを選ぶ際の基準の一つとしてはおすすめです。(もちろん技術も大切です)
📍 上越インター前
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