金属修復物を撤去、治療した一例
- 2021.09.06
- #治療

今回は金属修復物を撤去し治療した一例をお見せします。
写真のBefore・Afterで示すように、今回は奥歯の銀歯を撤去しコンポジットレジン修復治療(保険のプラスチックの詰め物)を施しました。下顎の歯は大きく開いた時には奥歯まで見えるので口の見え方の印象が大きく変わってきます。
見た目だけではなく金属を撤去することで金属アレルギーのリスクも下げることにつながります。また部分銀歯はそれ自体が硬いためにひび割れの原因となることもあります。本症例においても銀歯(メタルインレー)の直下に亀裂が確認できました。術前にあったしみる症状も改善できたことからも、症状は亀裂(マイクロクラック)が原因だった可能性も考えられます。
今回はコンポジットレジン修復(保険の白い詰め物)で治療しましたが、虫歯の範囲や噛み合わせなどによってはセラミック治療(保険外診療)が向いている場合があります。セラミックや金属アレルギーなどについても追って投稿していきます。
📍 上越インター前
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