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親知らず抜歯 実体験をしてみて

  • 2022.01.23
  • #治療

皆さんの親知らずは生えていますか?

親知らずは永久歯で1番最後に生える前歯から数えて8番目の歯です。

今回は親知らずを抜いた流れを実体験を交えて紹介します🤲

親知らずは人それぞれ違う生え方をしています🦷

・まっすぐ生えている歯

・斜めに生えて一部が埋まっている歯(水平埋伏智歯)

・完全に骨の中に埋まっている歯(骨性完全埋伏智歯)

また、生え方によって抜いた方がいいのか、抜かなくてもよいのか変わってきます。

『親知らずを抜いた方がいい場合』

・手前の歯を虫歯にしてしまう

・歯茎が腫れる

・親知らずが横向きに埋まっていることで磨きにくく、汚れが溜まりやすい
・矯正治療を予定している場合(矯正後においても親知らずに押され前歯が重なり審美障害を起こすことがある)

『親知らずを抜かなくてもいい場合』

・親知らずが上下でまっすぐ生えている

・親知らずが顎の骨の中に埋まっていてとくに症状がない

親知らずは他の歯に悪影響を与えてしまうだけではなく、残しておくことで(正常な場合)、将来抜かなくてはいけなくなった他の歯のところに移植することもあります。

親知らずは人それぞれ生え方が違うので、気になる方は歯医者さんで一度診てもらうことをおすすめします🦷

親知らずは生えている場合と歯茎の中に埋まっている場合で抜く方法が少し変わります。

『生えている場合』

麻酔をしてから、ペンチみたいな器具(抜歯鉗子)を使ってゆっくり揺らして抜いていきます。

『歯茎の中に埋まっている場合』

麻酔をしてから、歯茎を切開して、歯を分割し抜いていきます。最後に切開したところを縫合して終わりになります。約1週間後に糸をとります。


術中は血圧、SpO2(血中酸素濃度)、脈拍など確認。口腔内・外を消毒し滅菌された布で顔を覆い清潔な状態で抜きます。(消毒の際、お口周りの化粧を落としてもらいます)

 

※親知らずを抜歯した当日の注意点

・強いうがいをしないこと

・歯ブラシは傷口にあたらないようにやさしく磨く

・血行のよくなることはしないこと

(湯船につかる、飲酒、運動など)

・傷口を舌や指でさわらないこと

・たばこや刺激物は傷の治りを遅くします

・お薬は必ず指示通りに飲む

〜親知らずを抜いた実体験〜

私は親知らずが歯茎の中に埋まっていた為、歯茎を切開して歯を抜きました🦷麻酔はほっぺたと舌が半分痺れてくる種類の麻酔(下顎孔伝達麻酔)をしました。麻酔後、舌とほっぺたが痺れてきました。麻酔で、術中の痛みや触られている感覚はありませんでした。

麻酔が切れてくる頃、痛みと、ほっぺたを噛んでしまうため、食事がしづらく、少し口があいている状態が何日か続きました。

痛みは2〜3日続いた為、痛み止めを毎食後服用していました。

ほっぺたを巻き込んでしまう為、食事の時がしっかり噛めず大変でした。

だんだん腫れや痛みが引いてきて、約1週間後に抜糸をしました。

親知らずを抜いたことで、奥歯も磨きやすくなりました🪥🦷

私の場合はかなり深い親知らずだったため腫れが強かったですが、人によっては術後、全く腫れや痛みが無い場合
もあります。親知らずといっても向きや深さ、歯の大きさなどによって症状は大きく変わります。気になる方は、まず診断して相談することを推奨します


 

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