進化し続けるクリニック──「変わらないために、変わり続ける」という選択 理想の姿を保ち続けるには、形を変え続ける勇気がいる
- 2025.11.01
- #私たちの想いと、未来の仲間へ
1. はじめに:なぜ“変わり続ける”のか?
「現状維持は衰退である」──これは、当院が全スタッフに伝えている大切なメッセージです。
変化にはエネルギーが必要です。けれどもそれは、医療という常にアップデートされていく現場において、“成長し続けるチーム”であるためには欠かせないことだと私たちは考えています。
患者さん、スタッフ、医院そのもの、そして社会の変化。それぞれの視点をバランスよく捉えながら、私たちは「今、より良い選択とは何か?」を常に模索し続けています。
2. これまでに行ってきた「変化」の一部をご紹介します
▷ 院内の仕組みを変える
- 診療時間の見直し(2025年12月より診療終了時間を18:00→17:30へ)
- オンライン予約システムの導入
- 診察券のデジタル化
- 昼休憩のローテーション制(無理のないシフト管理)
- キャッシュレス決済の拡大(会計時間の短縮と現金管理の簡略化)
▷ 働く環境を変える
- デジタルカルテとiPad活用による業務の効率化(段階的なアナログ→デジタル移行)
- 電話対応時間の限定(昼休憩中の電話対応は廃止)
- 祝日診療の振替廃止(定休日である水曜日への振替は行わない方針)
▷ 医療機器をアップデート
- TRIOS5の導入:印象採得におけるヒューマンエラー削減、患者負担軽減、印象・模型作業の大幅削減、スタッフの感染リスク低減
- EMSエアフローなど、患者体験をより良くする機器の導入
- 衛生士発案による器材の積極採用(エアフロー増台、ケアグッズ・スケーラー類の拡充など)
3. すべては「良くするため」の変化──だからこそ、“選択”が必要
すべての意見を即座に取り入れることはできません。
現場スタッフの声、患者さんからのフィードバック、医療業界の動き、そして資金面のバランスを含めたうえで、「今、もっとも意味がある選択肢は何か?」を見極めて投資・改善を進めています。
かつては患者さんにアンケートを実施したこともあります。いただいたご意見のすべてに応えることはできなくとも、当院の方向性や優先度、資金的な現実性を加味しながら判断を重ねてきました。
スタッフからの提案もすぐに採用されるとは限りませんが、1年後や5年後に生きる可能性があるアイデアとして大切にストックしています。
4. 「変化を楽しめる人」こそ、当院にフィットする人
変化は、人にとって少なからずストレスを伴うものです。
しかし、私たちは「今あるものを守る」ことにとどまらず、「より良い形に育てていく」ことに価値を感じています。
だからこそ──
- 自ら提案したい人
- 変化を前向きに受け止められる人
- チームの進化に後ろ髪を引かない人
そんな方と一緒に、これからも“止まらないチーム”を育てていきたいと考えています。
5. 最後に:見学、いつでも歓迎しています
当院では現在、求人の公開はしておりませんが、歯科衛生士としての見学は随時受け入れています。
どんなスタッフが、どのような雰囲気の中で、どんな工夫をしながら働いているのか──
言葉だけでは伝わらない空気感を、ぜひ見学で体感してみてください。
◎補足にかえて:変化には“検証”が伴う
なお、私たちは「新しいから良い」「古いから悪い」とは考えていません。
どんな改善も必ず時間をおいて検証を行い、継続すべきか、改変が必要かを定期的に見直しています。
変化は目的ではなく、良くするための手段。
そして、その提案や意見は、たとえすぐに実現しなくても「価値ある種」として大切に育てていきたいと考えています。
📍 上越インター前
生体に調和した機能美を目指す予防型歯科医院 》》 デンタルオフィスK
記入者この記事を書いたメンバー

