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冬のカラダは水分不足

  • 2022.12.25
  • #日常ブログ

冬も本格的に寒くなり乾燥する季節になってきましたね

この季節、肌の乾燥が気になるように、口の中も乾きやすくなります。口の中を含め、カラダの乾燥は感染などのリスクを高める原因になる場合があります。今回はそんな乾燥についての話です。

私たちは排泄などにより体から水分を失います。その中には皮膚や粘膜、呼気などから自覚症状のないまま水分を失っていく不感蒸泄といったものがあります。

気温が低く、空気の乾燥した冬場は不感蒸泄により失う水分量は増加します。

汗をあまりかかない冬は水分を失っている自覚が少なく、夏場に比べて水分補給の機会が減ることで脱水を引き起こす可能性があります。

では乾燥がどう口と関わるのでしょうか。

口の渇きで生活で気になりやすいのは、まず口臭でしょう。口の渇きにより最近も繁殖しやすくなり、口臭が出やすくなります。デンタルリンスなどのうがい薬や、タブレット、ガムなどで誤魔化そうとしても限界があります。唾液で潤すことで口臭は防げます

ただ肝心の唾液が少ないとこれが防げません。唾液を出すのにも、薬やガムなどを使う方もいるようですが、まずは水分補給です

そもそも体に蓄えている水分が少なければ、刺激して唾液を出そうとしても出るわけがありません。組織液を保持していくには、まずは水分補給です。

また口の渇きは感染にも弱くなります。唾液が少なくなると歯茎は炎症を起こしやすくなり、歯周炎のリスクは高まります。
虫歯菌により溶けた歯の表面は唾液による再石灰化という、組織を戻す機構が機能しにくくなり虫歯リスクが高まってしまいます。

他にも口の乾燥による舌や粘膜の痛みを引き起こす場合もありますので口の潤いを保つためにも水分補給は重要です。


冬は低温と乾燥した環境から体調を崩しやすい季節です。

口だけでなく全身の健康予防のために乾燥対策をしましょう



※カフェインやアルコールは利尿効果があるため、水分補給とはなりませんのでご注意ください



 

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